「学ぶ楽しさを教えてくれる先生」を探すのって、本当に難しい。
そう感じたことが、本研究所を設立しようと思ったきっかけです。
 
 
「学ぶ」という行為は本来、教室や先生の信頼の上に成り立っていると思いますが、
それを判断するだけの材料が、外部に提供されていないというのが実状です。
 
先生について、よくわからない・・・。
 
 
 
一方で、教室運営に焦点を当ててみると、皆が見よう見まねで教室を始めて、見よう見まねで運営している。
裏を返せば、個人教室をしっかりと継続していくためのノウハウが確立されていないということでもあります。
 
 
・誰もが「安心して」通える教室
・地域に必要とされる教室
 
そんな教室づくりのお手伝いが出来たら良いなと考えております。
   
 
 


宮本 淳

研究員(経営・WEB担当)

東京工業大学大学院総合理工学研究科修了
大学・大学院時代はロボットを研究。地域の活性化に興味を持っていたこともあり、卒業後は富士総合研究所(現みずほR&T)にて、主に自治体を顧客としたコンサルティング業務(IT戦略、業務改善など)、民間コンソーシアム事務局業務(会員対応・ホームページ運用)などに従事。その後、音楽事務所にて海外オペラ・オーケストラ来日公演の企画・制作業務を経験(※在籍時、ホームページのリニューアルを担当)
2009年、夫婦で音楽教室「ミュージック・キャンバス」を開校。教室経営をしながら、個人教室の実態と価値づくりについて研究。現在に至る。基本情報技術者(IPA)。


宮本 由季

研究員(講師・経営担当)

国立音楽大学音楽教育学科卒
幼少時より歌に親しみ、5歳からピアノを学ぶ。 中学時代はピアノを学ぶ傍ら、ブラスバンドにてホルンを担当。 都立芸術高校(ピアノ科)を経て、大学入学以降は、専攻するリトミックを学ぶ傍ら、ボーカルとして多数のライブイベントへ出演。 その他、ミュージカルの脚本・演出を手がけ、「駒場小空間」にて公演、成功を収めたほか、 舞台制作スタッフとして、多くのイベントを手がける。
卒業後は「エコール・ド・アンサンブル」にてポピュラーボーカル、ピアノの講師を7年間務めるほか、リトミック講師として保育園・音楽教室等、各地で親子を対象としたリトミック指導を行う。
2009年に「ミュージック・キャンバス」を開校。レッスン開発と並行して、講師およびレッスンと経営との関係について研究。現在に至る。音楽の教員免許所持。


ミュージック・キャンバス

研究の実証(個人レッスン専門の音楽教室)

教室を経営していくためには、教室内の出来事を客観視したり、具体的な事例を集めて、「つまり、こういうことだろう」と一般化し、作戦を立てる必要があり、レッスンで教えるのとは別の能力を必要とします。実際にレッスンを行う講師とは別に、経営に専念する人を置いたらどうなるだろう。そんなことを考え、夫婦で教室を始めました。
当初は教室を大きくすることに心血を注いでいましたが、忙しさとやりがいのバランスを取ることに苦慮。生徒数は90名近くに達したものの、心身ともに限界を感じたため、その時点で、持続可能なモデルを追求する方向へと舵を切りました。これが、「個人教室の実態と価値づくり」について研究を始めたきっかけです。
 
経営という観点からは理に叶っていたとしても、講師には譲れない部分がある。逆に、講師としてはやりたくても、経営の観点からはGOを出せないこともある。そんなせめぎあいから、互いが納得する着地点を探すことで、やりがいとしても、事業としても、持続可能な教室へと近づいていくということが分かってきました。
個人講師は代えの利かない存在。だからこそ、「講師が健康で、心身ともに充実した日々を送る」ということを大前提に、今日も改良・改善を続けています。


 
 
 

 

 

 
教室デザイン研究所は、地域に必要とされる「個人教室」の経営について、研究、体系化を進めています。運営する個人教室での検証を踏まえた、実践的なノウハウを提供します。
 
Tel : 044-965-1079  Fax : 044-965-1079
 
お問合せ
 

Outline

事業所名

教室デザイン研究所(ミュージック・キャンバス内)

住所

神奈川県川崎市麻生区万福寺6-2-23エムエスビル404

設立

2010年(外部へのサービス提供は、2023年より)

代表

宮本 淳